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偏愛をめぐる往復書簡 #1

いなさん、 例年にない暖冬と思っていたら、今度は新型感染症。ざわめきが続く今日この頃ですが、いかがお過ごしですか? わたしも刺激的な仕事を前に充実しているけれど、いささか怒涛な毎日です。ちょっと煮詰まることもあったりして、そんな中でふと、いなさんが「ずんこさん、偏愛の連載しようよ」と言ってくれたことがキラキラと感じられてきました。そして書き始めてみたのですが、せっかくなら往復書簡スタイルにしたいな、と思ったのです。その方が面白くなりそうだし、なにより自然な気がして。   いまでは「偏愛が趣味」などと言っているわたしですが、きっかけはいなさんとむらさんが私が働く会社に来てくださった2019年11月でした。「企業でSDGsってどうやって取り組んでったらいいんでしょう、とっかかりに困っているんです」という話の中で、「SDGsを“べき”で押し進めるのには限界がある。いま大きなことを達成している企業でも、実は熱意のある核となった人がいることが多い。そういうのを大切にしないといけないと思うんです」というイマココなお話から、ふわふわといつの間にか偏愛の話になって。話の経緯はよく覚えていないのですが、帰り際のむらさんの「今日のキーワードは偏愛ということで」というピシッとした〆のひとことと、お二人が帰られてから、うむ…この時間は一体何だったんだろう…と若干不安になったことはよく覚えています。笑 さいわい偏愛はわたしの上司にぐさりと刺さり、右脳な感じも大切だよね、と、紆余曲折を経て、わたしの働く会社では、SDGsはロジックとパッション(※)の2軸で考えていきたい、となっています。 (※) 偏愛っていきなり出して伝わるかな・・・英語圏の人たちにも伝えるためには・・・と悩んだ結果、パッションという単語になりました。   そんな中で、最初は調整役くらいな軽い気持ちだったわたしも、謎な勢いで「偏愛を語る会」を開催し、飲み会でもすきあらば語り、ぐんぐん偏愛に魅了されていきました。まわりでわいわいしていたら、徐々に引き込まれて、いつの間にか渦の真ん中にきちゃったような感じです。なのでまだ戸惑いもあるのですが、一方で出会うべくして出会ったんだろうな、という感覚もあったりします。 何でこんなにはまったのか…きっかけはただただ面白かったから。笑 なんか、偏愛の“サプライズ感”ってクセになるんです。知ってる人ならそれまで見たことない扉が開く感じでワクワクするし、初めて会った方の偏愛を聞くのも一気にその人の中身を知れたみたいな感じでたまらない。見るからユニークなオーラを放っている人の偏愛は案の定面白いけれど、普通の顔した人がしれっと繰り広げる偏愛も最高です。ダークなスーツを着てきちんとした顔をしてるけれど、こんなにいろんな面を潜めているのか・・・と。多様性と意外性からくり出される驚きに、脳味噌が活性化されすぎて、毎回笑いが止まらなくなってしまいます。 もうひとつ大好きなのが、自分の偏愛を語っている人の感じとか、聞いている人がいつの間にか笑顔になる雰囲気とか、エネルギーが部屋に満ちてくるような場のパワーです。これは2030SDGsカードゲームの雰囲気にも似ているなーって思っているのですが、その空気が圧倒的で、こりゃ偏愛にはなにかあるぞ、とぐんぐん気になるようになっていったのでした。 最初ということで、ゆるゆるとわたしと偏愛の出会いを振り返ってみました。 いなさんは、いつごろ、どんなふうに偏愛が気になるようになったとかありますか?あるいは、偏愛の面白さとか可能性をどんなふうに感じていらっしゃいますか? 2020年2月20日 ずんこ

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