たいへんに私事ですが、あと10日ほどで誕生日を迎えます。
今年は、誕生日おめでとう！ とお祝いくださる気持ちを、ある活動への寄付として私がお預かりする、「バースデードネーション」をお願いしたいなぁと思っています。
寄付は、その活動への感謝。なにか応援したい！ という気持ちを形にして表すこと。
みなさんからいただく寄付と同額を、私も寄付します。
ある活動、というのはこちら。
2005年から、予期せぬ妊娠に悩む女性のためのサポートをされている団体です。
代表の方にお話をうかがったことがあって……といった私との直接のご縁は、実は何もないのですが。
私が長子を出産し、こどもを産むこと・育てることの現実を考えたり、調べたりしていた頃にライフホープネットワークの存在を知りました。
その丁寧な活動と活動報告のバックナンバーを読んで、その活動に深い敬意と感謝を覚えた団体です。 活動報告からは、ホームステイを利用して出産された方のインタビューと、生まれた赤ちゃんの写真と。
プライバシーに配慮しながら、新しい命の誕生と、出産された女性の選択（どんな選択も）を心から祝福していることが伝わってきます。
自分の産まれた日への感謝を表すとしたら、と考えて浮かんだのがライフホープネットワークでした。
今回またwebサイトを開いて、代表の方がまた新しく養子を迎えられる、という近況も知り。
養子は難しくとも週末里親という可能性は……？ などとも調べながら。
この「社会の中での出産・養育」という複雑な、時間を要するつながりに、私自身の特性や資源を使って、どのように関わることが有効なのだろう、と改めて考えています。
十月十日。
今生きている誰もが、その日数を母親のお腹で過ごして生まれてきます。
妊娠がどんな形でもたらされたのであれ、またその期間がどのように過ごされたのであれ。
十月十日の間、一人の女性がお腹の中で育んだ、という事実があって、私たちは生きている。誰もが。
（だから親に感謝を、と言いたいのではありません。事実として、という意味で。）
望んで妊娠を迎えた私も、「お腹の命と今、命を共にしているのは私しかいないのだ」という事実や、身体的な苦しさを重く感じることもありました。
妊娠を予期せず迎え、日は経ち育つことを止めることもできない不安と怖さを想像するだけで痛みを覚えます。
ライフホープネットワークは、そこに本当に物理的にも心理的にも隣にいて、落ち着いて考える時間、気持ち、情報、お金、生活等、必要なサポートをされている。
予期せず、という点に「妊娠した女性自身の人生と選択を支援する」という、長い時間も意識も注がなければ不可能なことを、この社会の中で続けてこられている感謝があります。
調べれば調べるほど、ライフホープネットワークと同じように、予期せぬ妊娠、こどもの健やかな育ち、といった課題に取り組まれている団体はあらゆる地域にたくさんあって。
そしてたくさんあっても、絶対数と認知、何より運営資金が足りないようだ、ともわかります。 そうした資金をサポートする方法として、こうしたバースデードネーションなど自分の応援する団体に寄付を募る形や、実際に資金や支援を必要としている当事者自身が資金を募るクラウドファンディングも増えてきています。
クラウドファンディングプラットフォームのwebサイトを開いてみる。 どんなクラウドファンディングプロジェクトが動いているのか見てみる。 ということも、「社会課題」と呼ばれる、起きていることを知るためにとても役立ちますので、ぜひ。 今回、みなさんからいただく寄付と同額を、私も寄付します。 （私自身の上限は5万としますが、いただいた額はもしそれ以上でしたら全額寄付します）
3月末まで、以下の口座にお気持ちの寄付をお願いできると嬉しいです。
こんな状況なので、もちろんお気持ちで。
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【ゆうちょ銀行もしくは郵便局で手続きされる場合】
記号：10310 番号：69658411
口座名義：マスダ アヤコ
【別の金融機関から、ゆうちょ口座へ振込の場合】
銀行名：ゆうちょ銀行
店名：○三八（ゼロサンハチ）
口座種類：普通
口座番号：6965841
口座名義：マスダ アヤコ
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結果はまた、ご報告しますねー。