そろそろ夏が終わりますね。
夏の終わりって、なんだか切ない気分になりませんか？
ここ最近、私は独身時代の色んな夏の風景がフラッシュバックのように思い出され、
ちょっと甘酸っぱい気分になっています。
そのきっかけは、私が先日参加したワークショップで行われた
「心の写真」というワークでの出来事です。
主催者のガイドで呼吸を落ち着けたあと、 「大事な人」といる一場面を思い浮かべてください、と指示されました。
その人はどんな人で、どこにいて、どんな音が聴こえてくるか。
その人と一緒にいてどんな感情が湧いてくるか。
各々が目を閉じて、大事な人と一緒にいる風景をイメージしたあと、
参加者の一人のある男性が、昔付き合っていた彼女と海辺にいる風景が思い浮かんだ、
とシェアしてくれました。
彼は淡々と、その彼女と一緒にいた、夕日が沈むビーチの情景を話してくれて、
その時のあたなはどんな感情でしたか？ときかれた時、
「大好き！」と、素直に答えられました。
それを聞いて、私の中で甘酸っぱい夏の記憶が「ワーッ」とあふれ出てきました。
私にもあったなぁ、そんな海辺のドキドキする風景が。
あの夏、私の髪は肩まで長くて、
彼と二人でフィルム式のカメラで写真を撮ったな、とか、
あの夏のインターハイで彼と出会わなかったら、
私は今ここにいなかっただろうな、とか、
そんな甘酸っぱい記憶が、ワークショップのあともしばらく続いていました。
その感覚が、夏の終わりにぴったりで、
思い出すだけでドキドキしてしまう感じが
ここ15年くらい忘れていた新鮮な感覚で、
「これはぜひ他のみんなにも味わってほしい！」と思い、
イマココの全体ミーティングで
私がファシリ担当で自由に使える時間があったので、
このワークをちょっとアレンジしてやってみました。
テーマは「甘酸っぱい夏の一場面」。
私が最初に、私の人生を変えた高二の夏のことを話したあと、
次に誰かシェアしてくれませんか？と振ってみたところ、
むらさんが高校生の時の甘酸っぱい夏のことを話してくれました。
そのエピソードを話すむらさんの様子がなんだかピュアで、
高校生の村中くんを想像し、こちらも甘酸っぱい気持ちになりました。
次に、としさんも中学生のときの甘酸っぱい夏のことを話して下さり、
これまた中学生の能戸くんを想像しながら、
その出会いがとしさんをどんな風に変えたんだろう？と考えたりしていました。
私が急に振ったこの「甘酸っぱい」話題でしたが、
みなさんそれなりに楽しんで下さったようで、
終了後にバックオフィスチームのちのさんが、
「甘酸っぱいって、すごいパワフルワードですね！」
とコメントをくださいました。
その時は何も言わなかったあやちゃんも、翌日チャットワークで
「夏のことではないんですが、こんなこともあったなって思い出しました」と、
甘酸っぱい春のことを書いて個人的に送って下さり、
あの場では二人しか発言されなかったけど、
それぞれ何か感じていたのかな、と一人嬉しく思いました。
このワークの反省としては、「夏」に限定してしまったことや
「あなたの人生を変えた」とか、難しい条件をつけてしまったことで
イメージしにくい方もいらしたようです。
ミーティング後に一人反省していました。
後日むらさんにその反省を話したら、こんなフィードバックを下さいました：
スキルとかやり方とかはまだまだ改善の余地ありだけれど、
そんなことより、私が甘酸っぱい体験を
私なりにそのままぶつけてきたことが大事。
私はチームに貢献しようとか、うまくやろうとか考えず、
素の私らしさを出した方が
結果的に周りへの貢献につながる。
「貢献しよう」と意図してすることは、実は大した貢献にはならない。
とのことでした。
褒められたような、ダメ出しされたような、複雑な気持ちですか、
ポジディブ思考の私はこのフィードバックをプラスに受け取り、
私は私らしく、あまり考え過ぎたり批判を気にしたりせず、
「ありのままでいればいい」ということなんだ！
と、なんだかスッキリしました。
その後、ゆかりちゃんがイマココ主催のゲームイベントで
初めてのゲーム説明をされたあとの感想で
「アッコさんの"甘酸っぱい"ならぬ、すっぱい経験でした。」
とチームのチャットワークに書かれていたくらい、
まだ「甘酸っぱい」余韻を引きずっている？！イマココチームでした。
おしまい