Acco

2020年3月12日4 分

Road to 脱・昭和な女

最終更新: 2020年5月21日

今日はイマココの全体ミーティングがありました。

私たちはほぼ毎回、「チェック・イン」と呼ばれる儀式でミーティングを始めます。

その時の気分を、特に何のルールもなく、準備ができた人から話すのですが、

私はいつも正直に、そのとき感じていることをそのまま話すようにしています。

今朝の私の気分は「ワクワク」と「不安」でした。

今日の午後に予定されていた、ある取材のためのカードゲームに参加したくてウズウズしていたのですが、昨夜夫にそのことを話したら、あっけなく却下されたのです。

彼は仕事が忙しく早く帰宅できないし、無理にいかなくてもいい取材にわざわざ行く必要はない。

そのために子どもたちを留守番させるのはよくない。

コロナも流行ってるんだし、無駄に外出しない方がいい。

などという理由で。

昨夜は「夫が反対するなら仕方ないな」、と素直に諦めていたんですが、

今朝起きてみると、まだワクワクが大きくて、諦めきれていない自分に気が付きました。

朝食を食べながら、

「ママね、今日こんな楽しそうな取材があって、とっても行きたいんだ」
 
と息子達に話したら、

「ふーん。ママが行きたいなら、行けばいいんじゃない?」

とシンプルな回答が返ってきました。

そこで、あきらめの悪い私はカレーを大量に作り始めました。

息子たちは、食事の支度さえしてあれば、喧嘩しながらもどうにか留守番ができるからです。

炊飯器をタイマーでセットして、
 
「ママは8時までには帰るから。それまでにお腹すいたらカレー食べて待っててね。」
 
と言い残し、いざというときは何か買いにいけるように現金も置いて家を出ました。

全体ミーティングのチェックインでこの話をすると、いなさんが、

「アッコさん、業務命令だから今日の取材に行くように」

と、普段は全然業務命令なんかしないのに、優しく微笑みながら言い切ってくれました。

「じゃあ行かなきゃね~」

と、他のみんなも笑顔で同意してくれて、むらさんも、

「あっこさんのその、コロナにかかっても気づかなさそうなパワーがすごいよね」
 
と褒めて(?!)下さり、私の不安は払しょくされました。

そのミーティングのあと、ランチを食べながら引っ越しの話や家族の話をしていたら、
 
「さっきの話だけど、アッコさんは、
 
 明日から自由だよ。何してもいいよ。って言われたらどうしたい?
 
と、いなさんから、やや唐突に言われました。

そう問いかけられて私は
 
「自由だよって言われたらワクワクするけど、飛び立ってしまってもいいのか不安です。」
 
と回答。

「昭和な夫に合わせる、昭和な女のままでいいの?」
 
「けしかけるわけじゃないけど、自由だよ、って言われたら、どんな感情が自分に湧き出てくるか、書き出して観察してみるといいよ」と言われました。
 

 
そう言われてノートに書き出してみると、でてきた答えは
 
どうにかなる
 
でした。

「無責任な母親だ、と批判されたくない」
 
「誰かに迷惑かけたくない」
 
「ひとりぼっちは寂しいかも」
 
など、ネガティブな感情もありましたが、基本的に楽観的な私は、


 
「お金ならどうにかなる」
 
「どんな状況でも、私を信頼してくれる仲間や友人がたくさんいるから大丈夫」
 
「自分に何ができるか、試してみたい」
 
というポジティブな感情の方がたくさん出てきました。

夫がいい顔をしないから、という理由で諦めてきたことがこれまでたくさんあったけど、それは、彼に従ってきた「昭和な考え」な私自身の選択だった!!と気が付きました。

私が好きなようにしたら子供たちが困る。
 
だから私は自分のしたいことは我慢して、子供のことを第一に考えなくては。
 
と、ずっと思い込んでいました。

今日の楽しいゲーム体験を終えて夜8時頃帰宅すると、

ちゃんと3人は夕飯を食べ終え、なんと長男が食器まで洗って、

三男がお風呂掃除をして、次男が洗濯物を取り込んでいてくれました✨

普段は私がほぼ全ての家事をしていて、頼んでも3回に1回くらいしか手伝ってくれないのに、今日は何も頼んでなかったのにやってくれていた!!

なんだ、やればできるんじゃん!!

これまで私が全部やるのがいけなかったんだ。

そろそろ、「脱・昭和な女」を目指して、自由への道を踏み出してみようかな、と思ったりしています。
 

そんなワクワクを抱きつつ、初ブログ投稿とさせていただきます。

(ちなみに、夫は私がカレーを食べ終えてから帰宅したので、今日私が取材に出かけていたことは知りません。彼がこれを読んだらばれちゃうけど、業務命令だったんで☆)

つづく

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